「オンライン」第24回オープン学習会 報告

2020年度初めてのオープン学習会をzoomを用いてオンラインで実施しました。
みやぎMI勉強会ではzoomで学習会を行うことは実は初めてではなかったのですが、14名の方に参加いただき、これだけの人数でzoomの様々な機能を新たに駆使して行うのは初めてでしたし、何よりコロナ禍における勉強会の再開という意味でも新たな挑戦でした。
オンラインという形ではありますが、こうした勉強会を再開でき、画面越しに継続して参加してくださっている方々と再会できたこと、初参加との新しい出会いの機会を作れたことを、心から嬉しく思います。
内容ですが、まずはじめに自己紹介を「ブレイクアウトルーム」という機能を用いていくつかグループに分かれて行いました。その後「MI大喜利」というエクササイズを行いました。事前に応答が難しそうな発言について、「聞き返し」による応答を参加の皆様に考えて送っててもらい、当日に投票方式で良いと感じた聞き返しのアイデアに投票をし、その結果を共有しつつ振り返っていく、という流れで行いました。「投票機能」には、「自分のアイデアにどのくらい投票されるのかな・・」とワクワクドキドキ感が交じり合いつつも、やはり多く選ばれた聞き返しのアイデアには、発言者がどんな気持ちで変化に向けてどんな準備段階のあるのかの「プロセスを意識した聞き返し」であったり、ちょうどよい「ずらし」があったり、絶妙な「共感」を示す言葉があったり、選ばれるだけの要素はあるんだなと大変勉強になりました。また、文章で事前課題は作成してもらいましたが、実際にそれを声に出して読み合わせてみると、文章で「見た」感じと印象が異なることがあり、「目で見た文字」と「耳で聞こえた声」では、同じ言葉でも若干異なるように感じることも発見でした。
同じ言葉のやりとりでもあって、実際に会って対面で話す状況、オンラインでビデオ通話で話す状況、電話で話す状況、メールでやりとりする状況、LINEでやりとりする状況では、受ける印象が違うのかなって思ったりもしました。たとえば、こちらに決してそんな気がなくても、LINEのやりとりから冷たい印象を与えてしまったりして、やりとりが上手くいかなかったなんかよく経験します。。。。
改めて言葉のやりとりって奥が深いと感じたと同時に、コロナ禍により会って対面で人と話す機会が減っている状況で、コミュニケーションツールが多様化している状況においては、やはりこうした違いによるコミュニケーションによる齟齬を気を付けたいと感じました。
時間がなく予定していたリアルプレイまではいけませんでしたが、また次回以降でやれればなんて思っています。
オンラインでも皆さまと直接やりとりできることは、すごく大事だなと思いました。
また来月もオンラインにてオープン学習会を企画しています。
日程など決まりましたら、メーリングリストやこのホームページでご案内します!
引き続きよろしくお願いいたします。
みやぎMI勉強会事務局